国家予算から見るお金の使い方について

pexels-photo-3483098.jpeg お金の部屋
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こんにちは。監督です。

FP2級の知識をベースに金融リテラシーの向上に貢献していきます。毎日朝7時に更新していきます。

今日のテーマは国家予算から見るお金の使い方です。

補正予算

先日のニュースで補正予算が29兆円が編成され、国債発行額が22兆円になったと出ていました。少し前のニュースではコロナ対策で予算していた分の20%が余っていたと記事に出ていました。

感じたこと

この記事を読んで感じたことですが、余った予算はどうするのか。そして、今回の補正予算はほとんどが国債で賄います。この30年間で約1000兆円以上の国債を発行しています。何が問題かというと数年前に主流だったMMT理論は合っていないように思います。日本の国債はほとんどが国内で流通しています。日本が破綻するには多くの条件が必要になります。ですが、問題は国債の発行額ではなく計画や検証をしないで増発していくのは危険が多いです。監督は基本的にはMMT理論については賛成ですが、今の日本政府がしているやり方には危険を感じます。政府は税金を使い切ることが仕事ではないです。

そのことから何が見えてくるか。国のことは政治家にお任せして良いかわかりませんが、自分の家計は自分で管理しないといけないので参考になればと思います。

自分の家計で考えましょう

家計の場合は予算ではないですが、年収から考えます。

例えば、手取り360万円の場合

月に30万円で賞与はなしです。予算は基本的に年間で考えます。

例として

貯金、投資 36万円(10%)

住宅費 60万円

食費 48万円

光熱費 36万円

娯楽費 24万円

交通費 60万円

夫婦のおこつかい 36万円

通信費 36万円

洋服代 24万円

これで360万円になります。

一度決めた予算で生活してみましょう。

この割合はそれなりですが、現実的でない部分があると思います。ただ、年間の予算をつくるのが大事です。そして、1年間これで生活していきます。多分、数ヶ月で修正されます。そして見直しをしながら最適になるように変えていきます。年末に来年の予算を経過する時に見直しをしていきます。そして、計画した予算で上手くいかない場合は優先順位をつけて削減していきます。この削減は年の途中でもありです。

優先順位を決めよう

優先順位ができれば良いですが、出来ない場合はどうするか。これは問題です。これが出来ないと先ほどの日本国の予算と同じことが起きます。国なら国債を発行すれば良いですが、家計なら借金をすることになります。

ですから、この優先順位はとても大事になります。例えば、シーズンごとに買っているカバンは本当に必要なのか。毎月払っているサブスクは必要か。最新の携帯は本当に必要か。この基準は自分の収入と貯蓄を見て余裕があれば良いと思いますが、借金をしてまで買うものではないです。

目的は貯金と投資をして資産を築いていきます

最初の項目に貯金と投資がありますが、この金額の削減はしてはいけません。必ず、決まった金額を分けていきます。その月が最終的に足りない時は貯金から補充します。そのための貯金です。そして、補充した分は必ず埋め合わせをします。これが、年間の予算の良さです。毎月で考えると息苦しくなるので年末で帳尻を合わせていきます。

なぜ、予算なのか

なぜ、予算が必要なのか。本当は家計簿をつければ良い様ですが、実際面倒だと思います。アプリで便利なものがあるので活用してください。監督はmoneyfowardを使っています。あとは楽天経済圏なのでカードの使用状況を確認して管理をしています。

足りない場合は固定費の見直しから

大事なのは、自分で計画をして、上手くいったりいかなかったりすると思いますが、上手くいかない時の対処方法です。基本的には固定の見直しをすると3〜5万円ほど削減ができます。その金額ができるだけで年間30万円からの削減ができます。

余れば自由に使いましょう

上手くいった時は貯蓄や投資の金額を増やしていきます。最初の時はこの割合は半分ずつです。そして、貯金が生活費の半年から一年分まで貯まればそのあとは投資を増やします。投資を増やしたくない人は別で貯金をして、大きな買い物用に準備をしても良いと思います。これは人によって考え方が違うので正解はないです。大事なのは予算を組んで、決まった金額を貯金と投資をしていくことが大事になります。残ったお金は使いましょう。そして、残ればそのお金は貯金と投資にします。

自然とお金が貯まる家計になります

この方法を続ければ、確実にお金が貯まっていきます。貯まるスピードが遅いと思えば無理のない範囲で貯金と投資を増やしていきます。貯蓄の上級者はこの割合が20%からになります。専任みたいな人は50%以上もいます。生活費が月に10万円で残りを全額投資にする人もいます。これはこの金額であれば年間240万円貯蓄をして10年間で金利が5%で約3000万円になります。これが年間360万円だと5000万円を超えます。こうなると小金持ちになります。この計算は個別株の売買ではなくインデックス投資をした場合です。もっとリターンや売買差で増やしたい人は個別株になると思いますが、リスクが高いのであまりお勧めしません。

もし、足りないなら収入を増やしましょう

そして、この予算を増やす方法の一つに収入を増やすことがあります。夫婦であれば共働きをする。副業をする。転職をする。起業する。の4種類です。成功するれば起業が一番収入が増えます。次は副業です。安定は共働きです。転職は人によります。自分に合った方法を探していきましょう。

まとめ

年間の予算を決めます。目標は貯蓄と投資を収入の10%です。これ以外は最初はあまり考えなくて良いです。そして、上手くいかないときは内容をチェックしていきます。そして、固定費の見直しをしていきます。年末までに帳尻を合わせていきます。そして、次の年の予算を決めていきます。ベースは貯蓄と投資の合計が10%からでためていきます。そして、余ることがあれば貯蓄にしても良いし、たまには贅沢をしても良いです。その様にして、生活にメリハリをしていきましょう。そして、収入が増えていけば貯蓄と投資(資産)は確実に増えていきます。

最後に

最後に、国の予算はこの途中の見直しすらしていません。自分のお金ではないのでないので、なくなっても困らないからです。これがこの予算の1番の問題です。こうなると我々は破産をして社会的信用がなくなります。生きていくことはできますが、自由な生活はできません。そうならないように頑張りましょう。

それでは、また明日。

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