吹奏楽コンクールの季節

音楽の話

こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。今日は吹奏楽ネタです。

吹奏楽コンクールの季節になりました。

監督が現役の頃は、普門館が会場でした。中学校の時は全国大会に出ることなど考えることもありませんでしたが、バンドジャーナルやバンドピープルを買ってはその結果を見ている中学校でした。中学校は学区があるので自分が通う学校が力を入れなければ全国大会に出場するようなことはありません。土気中学校が『ディオニソスの祭り』を聞いてびっくりした事です。中学3年の時に習志野高校吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行き進学をすることを決めたのです。あまりコンクールに興味がなかったのです。ただ、楽器が上手く吹きたいという気持ちが強かったのです。

いつからか全国大会が2部制になる。

今の全日本吹奏楽コンクールは午前と午後の2部制になります。賛否両論があると思います。多くの学校が晴れ舞台に出場できることは良い経験です。関東大会も西と東の二つに分けられています。

これまで、多くのドラマがあった全日本吹奏楽コンクールです。

昔は5回連続して金賞を受賞すると次の年は招待演奏という制度がありました。それが、3回金賞になり、全国大会3回出場で招待演奏になるという制度が変わっていきます。吹奏楽連盟の方も苦労されていたと思います。5金にならないために出場しないとか、銀賞になるような演奏をしたりとか、ある意味都市伝説の様な事が言われています。実際はその様なことは出来ないと思います。その年の3年生はそのステージが最後の人が多いですから後悔がない演奏をしています。

全国大会で金賞を取れるような学校にはそれほど差がないと思います。金賞、銀賞、銅賞と決めるから差がある様に思えます。ある時期に点数を知った生徒が自分たちの演奏がその年の1番だったと言われる事もありました。効果的な演奏をするために過度な演出をする演奏もあったことも事実です。

高校の顧問の先生がこのようなことをある代に話をしていたそうです。

『コンクールの結果を気にして演奏することはありません。演奏の責任は全て顧問である先生にあります。何故なら指導をしているのは私だからです。結果を気にしないで普段通りの演奏をしてください。』

高校生は、その結果が大事な人もいます。金賞と銀賞とでは差があると思う人は多いです。全国の吹奏楽ファンや吹奏楽部の中高生の注目は高いです。当然、金賞を受賞した学校は注目の的になります。その上、5金を達成した学校は別格に見られると思います。高校の思い出をまた紹介しますが、金賞を受賞した時の喜びはその時だけでした。その後は後輩たちが大変な責任を背負う事になります。それは、一年前の先輩たちが3回連続金賞を受賞した時に感じたプレシャーです。数えれば簡単な事です。自分たちの代が5回連続金賞の何回目になるか。この時は4回目で金賞を受賞する高校が少なかったのです。理由はわかりません。今の現役の生徒さんは、今回の結果をどのように受け止めているかはわかりませんが、恥じる事はないです。注目を浴びて演奏する高校生へのプレッシャーは大きいと思います。全員が鋼の心を持っていません。どこにでもいるただの高校生です。吹奏楽が好きな生徒なだけです。

その事を、経験者の立場からお伝えしたいと思います。口には出しませんが、多くの高校生は大きなプレッシャーを感じながらあの舞台に望んでいます。その力を演奏で出せる人もいればそうでない人もいます。何も出来なくて11分が終わる人もいます。参加した全ての参加者に、心からの拍手をお願いします。それでは、また明日。

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