合宿の話をします

音楽の話

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合宿場所は富士吉田

8月のお盆の時期になると合宿があります。その当時は富士吉田の市の施設で合宿をします。日程は4泊5日だったと思います。合宿での練習予定は、基本的に日頃の練習の延長線上です。一つ大きく違うことがあります。それは体力作りです。人数が多いのでマラソンチームと体育館チームに分かれます。1年目は知らないのでついていくのに必死です。合宿所から出て富士山に向かって走ります。時間が決まっているので往復で20分ぐらいだったと思います。走る距離はその時によって違います。マラソンは朝から走ります。6時に起きてそのまま走りに行きます。そして、帰ってくると体操をします。体育館組は筋力トレーニングです。どちらも同じくらい大変です。マラソンも筋力トレーニングも全員します。例外は基本的にありません。その後に朝食を食べます。この合宿の大変な部分は食事にあります。朝起きてから運動をして、その後に食事をすると食べれなくなります。同じ様な事をしている人は力士です。今でも思いますが、この朝のマラソンと筋力トレーニング、そしてその後の朝食は効果があったかはわかりません。体を作るには、効果があったかもしれません。本当は効果が分かってからした方がもっと効果的になったと思います。ですが、その当時はその様なことを知っている人はいなかったです。今でもその時のことを同じ代と話すと半分笑い話になります。

年によってイベントがある。

合宿に来られるお客さんがいます。香港のバンドの人が来た事があります。その時はお客様と一緒に合奏をしたり練習をしたりします。今では、コンサートをする事もあると思います。この様な経験ができるのは貴重な体験です。最初に海外に演奏旅行を訪問した先が香港だったのです。その関係でその時は香港から来られていました。香港の方は、習志野高校という団体という認識です。

甲子園で応援

前回もありましたが、2年生の時は合宿の時に甲子園の応援にも行きます。その時の習志野高校は全員で応援に行くことはありません。基本的に1、2年生が中心でコンクールメンバーは基本的に練習をするため居残りです。監督はコンクールメンバーではなかったので、合宿中の応援は甲子園に行く事も出来ましたが、その時は行きませんでした。居残り組です。理由は同じパートの3年生の先輩が応援に行ったからです。その先輩がいない中、コンクールの曲の練習をしていました。たまたま遊びに来た卒業生が、理由を聞きに来たのを覚えています。顧問の先生も『?』だったと思います。

合宿の後も野球部は勝ち進みます。合宿所から甲子園まで夜間バスで移動しました。その時は、楽器の演奏よりも1、2年生のまとめ役でした。大変だったのは引率した顧問の先生です。甲子園に行けば、応援団と一緒に行動します。OBの方や関係者、高校生も集まります。バス20台で移動していました。

甲子園は今よりも過密スケジュールで、毎日試合がありました。ベスト8の試合が次の日になりました。対戦相手はPL学園です。4対1で負けました。この試合は第1試合で10時過ぎに終わります。当たり前ですが、勝つとどこかに宿を探します。負けたので帰る準備しますが夜行バスを手配していたので京都観光をすることになりました。

負けたので京都見物

予算がないので拝観料が無料なお寺などを見て行きました。たまたま自分たちの代の修学旅行は、岐阜の高山と北陸でした。なぜ、京都でないかというとその年の先生方が京都に行きすぎたのが理由だと言われていました。

この様に合宿は部員のレベルアップとその時によっていろんなイベントをします。吹奏楽部的なイベントは、アンサンブル大会をします。これは、同級生ではなく全学年でします。演奏について講師の先生が講評していただきます。印象的だったのは、合宿なので基本ジャージで過ごします。夏の季節で、だらしない格好をする部員もいます。その事を注意を受けた事があります。理由は人前で演奏するならジャージでもしっかり着こなしをするのが礼儀だと言われました。団内の演奏でも聞いている人がいるなら、演奏者もしっかりする必要があると感じました。それが『演奏するものの心構え』だと思いました。

もう一つ大事な事があります

合宿を通して、多くの人と話す機会があります。部活としてまとまっていきます。目的は良い演奏をする事であって、コンクールで金賞を取ることではありません。定期演奏会や依頼演奏で喜んで頂く事です。その延長線上にコンクールがあると思います。今では、よく聞きますが本当の意味でコミュニケーションを取る事が大事になります。このことが演奏や演目に一体感を出していきます。実際の演奏にも役立ちます。監督はホルンパートなので基本4人でハーモニーを奏でます。それぞれ、役割があります。しっかりコミュニケーションが出来ているとその日の体調によって演奏が変わります。これは、一人一人の事を理解することが大事になります。演奏の質はここにあります。決して技術ではないのです。その曲を演奏するために『それぞれの人がベストを尽くす事が良いハーモニーを奏でる』秘訣になります。

今回は合宿の話でした。2年生の定期演奏会の続きは、また明日。

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