円安の意味

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝七時に更新しています。

急激な円安が進んでいます。円安によって利益が出ている業界とそうでない業界に分かれています。円安で利益が出ていることは良いかもしれませんが、円高になった時にどの様に対応するのでしょうか。または円高で利益が減りますと説明するのでしょうか。利益を出せる仕組みに為替を組み入れない方が、考えやすいです。逆に為替で利益が増減するのは、避けるべきです。このように為替によって利益が増減しても良い結果は出ません。今の円安について考察してみます。

大企業の多くは

輸出をしています。円安になると利益が出ます。法人税が伸びているとニュースになっていました。利益が出ることは良いことですが、為替に頼っていると円高になった時に利益が急激に減っていきます。それは為替に頼っているからです。商品の価値や機能で勝負をしているときは一時的に利益が減ってもどこかで挽回できます。ですが、為替に頼る様になると円安を誘導したくなります。以前の日本はバブル崩壊後から長い間経済的に低迷していた時期があり、その時は円安の効果はありました。ですが、多くの企業が海外の安い人件費を探して行ったためにある時期から日本の中に需要がなくなりました。需要がなくなったために長い間デフレ経済に突入します。デフレは今でも解消されません。為替で利益を上げる方法は途上国のする方法です。早くその状況から脱していくことが大事になりますが、現状は難しい。

何故、円安なのか

円安になっている原因の一つに日米の金利差を上げる人がいます。金利に差が出る原因は景気の違いだと思います。状況は少しずつ変化しています。アメリカの景気も後退懸念があります。その反面インフレは収まっていません。ですから金利を上げる政策をしなくてはいけません。日本はどうでしょうか。税収は過去最高ですがGDPは500兆円ほどでほぼ横這いです。金利差よりも大事なことは、株式です。日本の株式を海外の投資家が購入しています。そして、株以外にも不動産も会社もそうです。多くの日本の資産が外国に買われています。これが、円安の原因になっています。

円高になる前に

いつまでも円安は続きません。安くなれば高くなります。そして、円安で利益を出すよりも円高で利益を出せる体質が必要になります。それは、資産形成も同じです。監督もそうですが、投資信託をS&P500や全米株式、全世界株式と3つの柱にしています。理由は利回りの違いを感じたいと思ったからです。円安になっているため利回りは15%ほどになっています。これは、円安の影響が多いです。売却しても良いのですが、長期投資を目的にしているので、そのままです。もし利益を使いたいなら別の口座で運用します。日本株の高配当株を作る様にします。これからの日本経済の可能性を考えれば価値がある投資です。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願い致します。それでは、また明日。

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