円安の原因はどこにあるのか

お金の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

NISAで運用している資金がアメリカへ

先日の新聞記事に、「NISA口座で運用している投資信託の多くは、アメリカで運用されており5、6兆円以上がドルに変わっています。去年の実績を超えています。」

この記事を読んで「なるほど」と思うか「そうだよね」と思うかで金融リテラシーの熟練度がわかります。この記事の説明をしてみます。NISA制度が今年から新しくなり免税の期間が永久になり、投資額が1,800万円になります。若い人を中心にNISA口座を開設して投資信託を定期的に購入していきます。購入している代表的な銘柄がeMaxis slimeシリーズの全世界株式連動やS&P500連動の投資信託です。

仕組みを考えます

先ほどの投資信託はアメリカで運用します。日本では円で購入します。月に3万円分や5万円分など購入します。この資金を円からドルに換金します。例えば1ドルが110円の時と150円の時ではドルに換金できる量は変わります。110円の方が、多くドルに換金出来ます。そして、ドルで運用していきます。その運用結果をドルから円に変えて日本の証券会社は資産家に成績をお伝えします。

日本円をアメリカドルに換金するとは

円をドルに換金していますが、これはドル高を起こしています。円で沢山のドルを買うのでドルの価値が上がっていきます。これがドル高円安の現象が起こします。そして、先ほどの記事の内容になります。

記事の意味はこうなります。

日本では今年から始まった新型NISAで多くの人がアメリカのS&P500や全世界株式連動の投資信託で運用しています。その金額は5、6兆円を超えています。年間の半分でこの金額なので年末には10兆円を超えていきます。この現象は、円安を誘導する原因の一つになっています。これが先ほどの記事の意味です。

日本銀行は円高に誘導したいが

実際起きている現象は、円安に誘導されています。いくら金融政策をしても限界があります。本当の対策は景気を良きすることが大事になります。例えばGDPを1000兆円を目指すなどが実際には有効な政策になるはずです。政府に期待をしても良くならないので、自分たちで資産形成をして、経済的に自由になりましょう。

今日のおすすめの本は『バビロンの大富豪』です。黄金の愛されるには、何が必要なのか。そして黄金に愛されればお金持ちに近づけます。

それでは、また明日。

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