先を読む力について

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こんにちは。監督です。

FP2級の知識を中心に金融リテラシーが向上に貢献したいと思います。

今日のテーマは先を読む力です。

今の世の中、先を見て行動することは難しいと思われる人は多いと思います。監督の先をどう読んでいるか紹介します。

結論はこうです。

物事が決まる、または起きることはある程度想定できる。

ということです。

仕事柄、扱っている商品が相場で動く物なのでその価格が決まるメカニズムは知っています。相場なのに価格が決まるメカニズムがあるとは変な話です。どういうことでしょうか。

監督が考える価格が決まるメカニズムはこういうことです。

多くの状況から実際に決まるのはその中から1〜2だけです。ただ、それがそれかが分かりにくいと思います。そして1〜2が何かわかるとかなり絞る事ができます。

今起きている事項で説明します。

先日も取り上げた為替についてです。

為替が決まる要素は多くあると思います。

①経済状況

②経済規模

③政治体制

④金融政策

⑤地政学的リスク

⑥景気対策

⑦人口推移

など

これ以外にもその時の状況によって変わっていきます2022年9月9日の日銀の黒田総裁の発言で円が急んい上がっていますが、今の相場が円が安いと思っている人が多く挙げたいと思ったのかドルが高すぎて下げたいと思っている人がいるかは分かりませんが不安定になっている状況で少しの変化に反応してます。

もう一つ要素があります。

相場なので上がったり下がったりすることで利益や損失を出す人がいます。実体経済とは別でこういう人や企業がいることも事実です。これは株やLMEなどの先物の商品も同じです。損することを人は嫌うので損になりそうになると売りをします。そうすると相場は下がっていきます。

注意してみると決めている理由がわかっていきます

その時に何が価格を決めていくのかを考えていけば方向性はわかっていきます。そして、それがわかるとその状況で何が変わるか想定できます。最初は想定が多いですが、慣れていけば想定の数が減っていきます。

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人や会社などは

これは相場の話ですが、他のものも当てはまります。例えば、人間関係や取引先など。人は多くの人と関係があります。友人だったり、会社だったり、家族や親族だったりと。

これは直感がものをいうと思います。そして、大事なことは人はあまり変化ができないということです。

監督の経験値からですが、自分とトラブルになる人は、初対面でほぼ決まります。そういう人とは基本的に関わらない方が無難です。どうしても関わらないといけない場合は最低限だけです。

そして、その人をよく知っていくことが重要になります。性格や社会性、違法なことに対してどう考えているか、約束を守れるかまたは守れる体制ではないなど。多くのことが想定できます。将来起きそうなことに対してその人や会社がどう対応するか考えます。

初めての会社との取引

会社間で初めての取引でこちらが販売する側であれば実は、多くのことが想定できます。

納品後、期日通り入金がある。

納品後、連絡もなく遅れて入金がある。

納品後、入金がない。

連絡が取れない。

会社がなくなっている。もしくは架空のもの。

納品した品物を転売してトラブルになって、こちらにも影響が出てくる。

等々。

普通は、商品を販売すれば普通に入金があって終わりですが、デパートで買い物にしたらその場で支払いをします。会社は後で入金が普通です。手形で払う会社もあります。では、そのリスク管理はどうするのでしょうか。手形は金融機関と相談すれば良いと思いますが、その会社がしっかりしているかいくつか方法があります。

あくまでも傾向です。

事務所、もしくは打ち合わせ場所が決まっている。事務所の場合は、カレンダーや予定表などを確認する。事務所がどうなっているか見ます。予定がない会社は仕事が少ないということです。社員の態度(あいさつや受け答え等)、トイレや事務所がきれいか。多くのことがわかります。そして、社長や役員が乗っている自動車や駐車場に停まっている車の車種。高級車ばかりだが、会社の活気がなかったり、予定がない会社は注意が必要です。担当者の言葉使いや服装、装飾品など。髪型なども大事です。雑談の内容など。多くのことが判断材料になります。そして、何かあれば電話での声のトーンでもわかっていきます。会社が何かトラブルになっている。そもそも、経理部門が機能していない。それなら、先回りをしてお互いにトラブルになる前に対策をしていきます。会社の社長や経理部長などと決めていけば良いのです。そうすれば、お互いの関係性も良くなります。

リスクをとれるかが大事になります

色々対応して、判断をすれば良いと思います。例えば、この会社に10万円のものを販売して回収ができなくても最悪損金で計上ができ、経営に問題がなければ良いですが、そうでないなら注意が必要です。その時は別の対策を考える必要があります。これも最初にわかっていれば取引自体をしないという選択肢もできてきます。

これは、人間関係も同じです。基本的にお金を貸して欲しいという人はあまり信用できません。ただ、そういう人もいるのはわかっているので、あげるつもりなら良いですが、金額が多くなったりエスカレートするなら疎遠にしたほうが良いと思います。基本的にお金は銀行で借りるものです。

約束を守らない人も同じです。時間を守らない人もそうです。ただ、その人が許せる関係なら良いですが。これも、先が見えると思います。

あくまでも監督の考え方なので当てはまるかはわかりませんが、参考にしてください。

それでは、また明日。毎日朝7時に更新しています。

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