倒産件数9000件

日本の部屋

こんにちは。監督です。人生のライフイベントに関わるお金、世の中のニュースについての考察を発信しています。国家資格のFP2級を保有してますので、お金などお悩み相談はDMにて受け付けます。毎日朝7時に更新しています(プロモーションを含みます)。

11月までに

2024年11月までに倒産した件数です。31ヶ月連続で前月よりも増えています。この状態は、2015年以降でなかったことです。理由は、たくさんあります。日本の今の現状を反映しています。

輸出で、稼げる企業は業績は良いですが、内需だけの企業は厳しい状態が続いています。そのため、多くの企業は工夫をしています。コンビニで、食品を購入する時に同じ価格ですが、容量が減っています。この現象は、多くの食品で起きています。数量がごまかせない食品は値上げをしています。その代表は『お米』です。天候不良や不作騒ぎなどが原因ですが、政府が備蓄米を放出する予定がないと発表してから拍車がかかりました。心理的な不安と、店頭に品物がなくなり、政府の発表が追い打ちをかけました。実際には、9月以降に順調に店頭にお米がもどっていますが、価格を値上げをしました。その為、今では5キロで3000円以上のお米が標準になっています。値上げは浸透したかはわかりませんが、お米に限らず全ての食品が値上がりしています。

問題は

値上げしたことで、農家の暮らしが良くなるなら良いですが、実際はそうではないでしょう。農家の手取りが増えることよりも、農協や経費などに消えてなくなっています。同じことが魚も同じです。商品が値上がりして利益が上がっているものは、『自動車』です。トヨタ自動車をはじめとして、自動車の価格が上がったことで利益は上がっています。2兆円以上の利益が出ています。ただ、日本だけで利益が出ている訳ではありません。輸出をしている事で円安の影響が大きいことがあります。利益を上げたならその一部を社会に還元する必要はありますが、日本の多くの企業はそのようなことはしません。社会貢献をしている企業は多くあります。取引先に利益を還元できる企業は少ないのです。

何もなく単価を上げても意味がない

燃料費や材料費などは上がっているので、その部分を還元すれば良いのです。それだけでも、下請け企業は潤います。実際は、そうなっていません。下請け企業の多くは、値上げが出来なく困っています。それは、内需が少ないため取引がなくなった時のリカバリーが出来ない事にあります。それほど、日本の内需は少ないのです。

何があっても生き続けるには

もし、勤めている会社が倒産した時は、まず失業保険を受給する手続きをします。会社都合ならすぐに支給されます。その間に次の仕事をどうするか決めていきます。再就職をしても良いですし、起業をすることも出来ます。もしくは、職業訓練校に通う事も選択肢の一つです。会社が倒産することは、自分の責任ではありません。会社に原因があります。ただ、問題があるとすれば、会社がおかしくなっている事に気がつかない事です。もし、気がついていれば対策は出来ます。辞めることではなく、倒産するまでいても良い思います。その選択は、自分で決めます。

大事なことは、何が起きても良いように準備をすることです。その準備が出来なくても、資産はいつか出来る様になります。

それでは、また明日。

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