主体的に生きていけない

お金の部屋

こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資産に関する情報や経済ニュースを発信しています。毎日朝7時に更新しています。

日本の教育

日本の教育制度は協調性を重んじています。個性を優先ではなく、集団を重んじるようになっています。これは、評価制度を見ると明らかです。評価は担任の先生が内申書によって評価されます。評価の基準は相対評価と絶対評価とありますが、相対評価になっています。この評価基準は監督が学生時代の昭和50年から60年代です。学校制度は大きく変わっていませんが、個性を伸ばそうとしています。ただ、評価する側の先生は仕事量が多くここまで対応できているかは難しいと感じます。

主体的に

この『主体的』とは、自ら考えて行動する事です。成功している人は、主体的に行動します。多くの人は、実は主体的に行動出来ません。理由は簡単です。学校生活の中の評価が主体的な行動を評価していないからです。多くの子供は他の人と同じようにします。目立つことはしません。もし、目立っている人を先生が評価していれば、多くの生徒は目立つようになります。例えば、髪を金髪にしたことが評価されれば、そのようにする生徒は増えます。ただ、多くの生徒がその様にすると評価の対象から外れます。

この例は外見ですが、人のためにする行動をして、評価が上がるシステムがあれば多くの生徒は、人のために行動をしていきます。そのような思考になっていきます。ですが、表面的には推奨しますが、現実的には難しいです。簡単なことで、挨拶をする。掃除をする。ゴミを拾うなど多くの活動があります。準備を手伝うことや片付けをする。この様なことは評価されにくいです。ですが、このことを見ることで評価になることを知っています。

国民文化祭に参加

監督が通っていた高校の吹奏楽部は国民文化祭に参加したことがあります。その理由は礼儀正しいからだと聞いたことがあります。部活動の中に掃除があります。多くの教室を使うため学校中を掃除することになっています。本番があって、使用して部屋があれば綺麗にして返すことが当たり前になっています。この様な活動は、サッカーや野球のサポーターや応援団などもされています。当たり前ですが、実は当たり前ではないのです。時間をま守ることやお礼をお伝えする。感謝することなど。実は、出来ていない社会人が非常に多いことも事実です。

多くの強豪校があった中でその部分が評価されたことは、驚きました。これが主体的に行動した結果です。部活の伝統になり、今でも続いています。長く続くと当たり前になっていく為、逆にしなくなると評価は下がっていきます。何度もその時に合わせた理由や考え方を話し合う必要があります。問題は決まっているからするのではなく理由を理解して行動しないと受動的になってしまいます。

主体的に生きていくには

多くの中高年は、世代的に自由に生活を始めた人が多いです。バブル世代でいわゆる「おひとり様』や『夫婦二人だけの家族』など。この世代から今の多様性の始まりになっています。多くは、社会の歯車になると生活は安泰になると思っています。この様な生き方は主体的に生きていく必要がありません。世の中の波に乗っていれば自然と収入が増えていきます。この世代の前の世代は、貯金を中心とした資産形成で財産ができた世代です。基本的に右肩上がりの経済状況だったので仕事も収入も増えていきます。今は、自分が思うような生活を望むためには、戦略が必要になります。バブルの時と今は経済状況が違うためバブル時代と同じ様に生きても上手くいきません。だから、主体的に生きていく必要があります。

戦略はある

中高年は定年になる人がいると思います。その人は、定年を迎える事で退職金が支給されます。退職金が出てくるなら、その資金を使って老後の戦略を考えます。逆に退職金がなければ、今から対策を考える必要があります。それは、収入と支出のバランスを見直します。年金額を計算して、その収入で生活できるか考えましょう。もし足りないのなら、今から支出を見直しをしていきます。早く行動すればするほど、結果は良くなります。

まとめ

『主体的』に生きていければ良いですが、日本の教育はその様なことは教えません。出る杭は打たれる教育です。中高年は定年が近いなら現状の収入と支出を把握して、戦略を立てます。その戦略を実践すれば、資産は出来ます。あとはマインドだけです。このマインドになれば『主体的』になっています。最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』やコメントをお願いします。

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