こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資産に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新しています。
今日のテーマは為替相場です。
日銀の黒田総裁が政策を発表すると数円単位で乱高下しています。一時期は150円まで下がっていましたが、今は130円前後になっています。基本的に相場と呼ばれるものは当てることが難しいです。特殊能力をお持ちの方なら当てることが出来るかも知れません。
メカニズム
受給によって決まります。円が欲しい人が多ければ円は上がっていきます。ドルが欲しい人が多ければ取るが上がっていきます。その要因は様々です。今言われているように金利差が理由の多くなら金利を上げることができるアメリカ合衆国の経済状況が良かったという事です。実際はインフレを抑制する目的が一番ですが、金利を上げても景気が予想以上に落ちていかないと思っています。ですが、IT企業を中心に大規模な人員削減が起きています。昨年まで、給料が上昇をして日本の二倍近くだったと思いますが、企業もそこまでは払いきれなくなっているように見えます。日銀が発表すると市場は反応をして、急激な円高になります。これが為替決定のメカニズムの一部です。実際はもっと複雑に決められていますが、理由はシンプルです。
これかどうなるか
健全に為替が円高になるには、日本の景気が良くなることが重要です。もし、景気が良くならなくて円高に進めば日本の景気はさらなる底に向かいます。政府がすることは一択です。消費税減税です。国債発行して、公共事業をすることは当たり前です。一番インパクトがあり、大切な政策になります。そして、景気が良くなれば再び元に戻しても良いと思います。監督の意見ですが、本来は直接税を増やして、間接税は無くしたほうが日本の場合は良いと思います。景気対策をして、景気が良くなれば自然と税収は上がります。そして、今起きている賃上げが浸透すれば日本はやっと失われた30年から解放されます。そうなれば、為替は円高方向に向かいます。
その後日本は中高年にとってバラ色か
世の中は大きく変わっていきます。スキルがある人が給料が上がっていき、そうでない人はいわゆるマックジョブの様な仕事についていきます。専門性がない人は、今までの仕事が出来なくなります。ただ、全ての会社はそうはなりません。それはサラリーマンは保護されています。ただ、今在籍している会社がどこに向かうのか、しっかり見ていく必要があります。そして、今までのようにはいかなくなります。実力主義にはなりませんが、出来る事をなるべく早く増やすことが大事になります。これは企業も同じです。そして、仕事と暮らしの境目がなくなっていきます。企業に所属しながら、フリーランスのように働く人が増えます。そのためにファイナンスの知識も必要になります。時間の制限がなくなり自由な時間が出来る代わりに仕事に対する責任が増えていきます。
このような社会は中高年にとってどうなのか
ITを使った仕事がベースになります。オフィスもなくなり、多く人は自宅やワーキングスペース、カフェで仕事をします。ほとんど全てがネット上で行われます。電波と電源あれば仕事は出来ます。効率的になるので仕事の幅や出来る事が増えていきます。そして、他の人に仕事を振れるようになればレベルが上がっていきます。仕事を創造出来る側になると利益は変わっていきます。スピードが早い社会に順応することが正しいかは分かりませんが、自分のスピードで進んでいくことが大事になります。極論を言えば、農業や漁業などの第一次産業をすることも可能です。自分で畑をするなどでも良いと思いますが。もしくは取引先に再就職もありだと思います。ただ、雇われる側が何も資格がないと厳しいのは事実なので、対策が必要になります。多くの中高年が思い違いをしているのは、学びは何歳からでも可能という事です。その学びは、資格以外にも人生論や読書、自己啓発でも全て同じです。
最後に
もし、景気が良くなく金利を上昇するとどうなるでしょうか。しばらく、景気は良くなりません。日本は長い不況の時代に入るでしょう。不況になるということは国力が落ちていきます。この30年間の日本を見ればわかると思います。今以上に格差が広がり、外国に日本が買われていきます。今起きている事が、もっと加速します。この可能性は低くはありません。そうならないためにもしっかり資産を増やして備えましょう。
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