中高年向けのニュースの見方(2023年国家予算編)

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こんにちは。監督です。

中高年向けに資産形成や老後のお金に関する情報を発信していきます。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは2023年の国家予算について。

予算の内容と監督の感想などお伝えします。

一般会計の総予算案が114兆3812億円(税収69兆4400億円、国債発行額35兆6230億円)です。過去最大の予算で100兆円数年間超えています。社会保障費は約37兆円になります。

大きいのは社会保障費

大枠はこの様になります。毎年、過去最高の予算を更新していますが、日本の景気は良くなったのでしょうか。そもそも、予算とは何か。大きく占めている社会保障費は年金、社会保険など含まれてます。介護保険も増えています。日本の社会保障制度は手厚いと監督は感じています。介護保険は支払いよりも手厚い制度になっています。医療保険は3割の負担で、多くの医療を受けることが出来ます。他の先進国と比べても非常に優れています。この点についてはあまりアピールされていません。海外の富裕層で日本に留学生としてきて、医療を受けているとニュースになりました。海外で受けると高額の医療が日本では3割で受けることができるからです。この事案について、多くの日本人は怒る気持ちが湧き上がるでしょう。自分達の払っている税金がその様に使われいるからです。留学の制度を変えるか、承知で違う制度や規制を作る方が賢いとい思います。

防衛費

防衛費は6兆8000億円となります。この金額が多いか少ないかの議論はもっとオープンにした方が良いと思います。今年の大きな出来事にロシアによるウクライナ侵攻があります。このことによって多くの国の安全保障の概念が変わりました。今回の信仰には伏線があり2014年のクリミア半島の件があります。この時から、ウクライナ国民はいつかロシアが侵攻すると思っていました。そのために準備をしています。ロシアの誤算は大統領がゼレンスキーになったことで、ロシア寄りの政権でなくなり西側に寄って行ったことでロシアが侵攻するきっかけにの一部になっています。日本が弱いサイバー攻撃が数ヵ月前から起きています。このことから考えると国民の生命と財産を守る観点から防衛費の見直しは大事になります。台湾有事が現実になると言われていますが、防衛とは、武力もそうですが外交も含めて多くの複合的なことが関係します。丸腰では相手から最小の力で攻撃をされてしまいます。抑止力は大事ですが、バランスも大事になります。簡単な例ですが、電力会社にサイバー攻撃されて、需給のバランスを間違ったデータを送ってしまうと大規模停電が起きます。今は、民間会社でセキュリティーをしていますが、日本全体で守ることも大事になります。この様な予算がこれから必要になるということです。

監督の感想

景気を良くすれば多くの問題がなくなる。この国の問題は順番が逆になっていると言う事です。景気が良くなれば税収は上がり、個人消費も増えていきます。そして、少子化対策にも寄与します。全てが良くなるはずです。ここ10年ほどはデフレ脱却でアベノミクスと言われている経済対策をしていましたが、残念ながら効果はありません。理由は簡単です。景気が良くなる兆しがあると消費税を上げます。消費税は1%上げると3兆円の需要がなくなると言われています。今、10%になったので30兆円の需要が無くなりました。わかりやすく説明すると、企業の売上が30兆円なくなると消費税は3兆円の税収減になります。その代わりに企業の売上げが30兆円上がり、利益が給料として回れば個人消費は上がっていきます。GDPの60%が個人消費です。GDPが630兆円になり、その60%が個人消費なら18兆円が個人消費に回ります。複合的に増えていくので税収は消費税以上に上がる可能性があります。

規制緩和

企業が気になるのは政府による多くの規制です。一番は働き方改革です。これによって、労働者も企業側も息詰まっていきます。残業代を支払っている企業が上限を設けられ、労働者は手取りが減っていきます。全ての国民がデスクワークが出来るわけではありません。工場勤務の方も工事現場も必要です。もし、働き方を変えるなら教育から変えていく必要があります。教員自体がブラックな働き方をしています。そして、国家公務員もそうです。国会審議を見ていて答弁書を用意している公務員が非常に多いです。答弁書は担当大臣が自分で用意すれば時間っも効率良く出来ます。国のトップが出来ていない事を国民に強要するにはやめたほうが良いと思います。労働者も自分の健康を見ながら、仕事をすることは大事になります。仕事の内容と報酬のバランスを学んでいきましょう。ただ、最初は費用対効果は低いと思います。時間をかけて実績をかけていけば報酬は上がっていきます。

まとめ

この予算では、景気は良くならないので来年も今年同じで景気に左右されない仕事をする必要があります。出来れば仕事を受ける側ではなく発注できる側になれるように仕事をする必要があります。ですが、上から目線ではなく取引先が良くなる様に考えていけば分かり合えると思います。それは、受ける側であれば理不尽なこともあると思いますが、発注側になったときにその時の思いがわかれば取引関係は良好になります。人間関係と同じです。自分の意見だけを通す人とは距離を置くことが必要になります。

それでは、また明日。

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