中高年の資産運用について

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こんにちは。監督です。

金融リテラシーの向上に貢献していきます。毎日朝7時に更新しています。

今日のテーマは中高年の資産運用です。

40代以上の方が中高年になると思いますが、定年が65歳と仮定すると最長で25年間あります。時間がない方もいます。

この世代の方はご子息が高校生や大学進学と一番お金がかかる時期になります。そして、就職氷河期を過ごしている世代ですので経済状況はかなり違います。

テーマは資産運用にしていますが、老後への戦略です。

①現状を知ろう。

②理想な生活は何か。

この2点が大事になります。

①は自分のお金の現状を知ることから始まります。収入(可処分所得)はいくらか。支出の中での優先順位はどうなっているか。住居費、光熱費、学費などが優先順位は高いですが、自分達の老後資金は後回しになっていないか。実は自分の人生なので当然老後資金も優先順位は高いとはずです。ですが、多くの人は子供の方が優先です。今勤めている会社が退職金をしっかり払ってくれるなら老後の心配は必要ないかもしれません。その退職金は退職しないともらえないのです。もし、もらえない時の対応を考える必要があります。そうです。勤めている会社の状況を把握することも大事です。取引先に約束通り支払いをしているか。経営者の変更はないか。これも、バブルが崩壊した時の教訓です。勤めている会社の内容を知らないで勤めているのは問題があると思います。これも金融リテラシーが高いと感じられる部分があります。会社の資産や内容は気にした方が良いです。もし、倒産しそうであれば、経理や役員の動きが変わっていきます。そして、支払いが急に遅くなります。逆に回収を早くするように指示が出ます。こうなると会社の資金繰りは火の車です。これは経営者の問題です。

②自分の老後の理想の生活は描けているか。これは実現できるかよりも理想は想した方が良いです。理由は人間の脳は、思ってことを実現しようします。その生活をするにはお金がどれくらい必要か計算します。その差がどれくらいか把握しましょう。その差を埋めるために計画をしていきます。そして、その計画を実行していきます。まず1年間です。そして1年経ったら検証しましょう。2年目は検証した結果次の戦略を立てていきます。これを繰り返します。実現できるまで繰り返します。

資産運用をどのように活用するか

資産運用は作りたい資産によってリスクと方法が変わります。短期間で資産を作りたいならリスクは高くなります。長期間であればリスクは低くなります。ただ、ゼロにはなりません。中高年は実は時間があまりないのです。ただ、収入はそれなりになっています。この収入をうまく使うことが大事になります。資産運用のもう一つ大事なことは、種銭が多い方が資産は増えやすいです。1万円の5%は500円ですが、1億円の5%は500万円になります。これだけ、種銭は多い方が資産を作りやすいです。中高年は多くの種銭を使って資産運用をしていきます。監督は投資信託を勧めますが、しっかり勉強すれば、個別株でも、高配当株やETFでも良いと思います。その仕組みを理解すれば良いと思います。できれば、10年から15年は時間を使いたいです。そのために定年を延ばすことも視野に入れましょう。もう一つは配偶者の方もできれば働くか、自分で収入が得られる事業をすることを勧めます。これは配偶者の老後対策になります。夫婦で国民年金と厚生年金を支給されればかなり余裕ができます。理想の暮らしに近づけることができます。

15年あれば

具体的には15年以上の運用で4〜7%のリターンが投資信託なら可能性があります。今であれば積立NISAを活用すれば15年でも600万円を投資できます。そして、これは非課税です。仮に5%で運用できると882万円になります。貯金150万円あれば1000万円になります。これを4%で取り崩すと毎年40万円になります。4%が大事で長期間、元本が減ることはほとんど無いです。40万円は月に33,000円です。ちょとしたお小遣いになります。もし、配偶者が少額でも厚生年金が支給されればその分は繰り下げ支給をしましょう。繰り下げ支給なら国民年金とは分けることが可能になります。健康状態が良ければ75歳からの支給で1.8倍になります。仮に5万円なら9万円になる計算です。70歳でも7万円です。

配偶者も厚生年金を支給できるように

進める理由は、どちらかがなくなるとその人が支給されている年金は無くなります。一人分になります。十分な資産があれば良いですが、もし無いときは国民年金だけでは心配になると思います。世帯主が存命の時は年金額は十分だと思います。1人になった時の心配を減らす効果があります。

数字にすればみれてくるものがある

このように数字としてしっかり把握すれば老後は怖く無くなります。老後の心配はよくわからないからです。実際はその時にならないとわかりませんが、よほど大きな変化がなければ今の延長線上に老後が待っているはずです。ですから、健康でいることが大事になります。特に怪我や大病にならないように生活習慣には気を使いましょう。適度の運動も必要です。そして、いつも笑顔でいれば体も心も健康になります。

楽しい老後を過ごしましょう。

それでは、また明日。

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