こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。
今日のテーマは、仕事観です。
世代によって、仕事観はかなり違っていると思います。会社も実際、そうするのが良いか分からないと思います。理由は簡単なのですが、日本の多くの企業が30年間ほとんど変わっていないからです。仕事の方法やシステムは変わっているかもしれませんが、根本的な仕事の考え方が変わっていないためです。日本だけの職業があります。それはサラリーマンです。世界にはサラリーマンという職業はない様です。なぜでしょうか。欧米の職業は大きく分けて3つです。マックジョブ、クリエイター、スペシャリストです。日本はバブル崩壊以後も同じ働き方をしています。ですが、若い人はこの新しい職業になっていきます。伝統的な職業では表現するとマックジョブはマニュアルでできる仕事です。入社初日でベテランになれる職業です。クリエーターは想像できる職業で作家や音楽家、スポーツ選手など。スペシャリストは、弁護士や医師などと国家資格を保有していなくても長年の経験で先的な知識を持っていればスペシャリストになります。
日本の中高年のサラリーマン
日本の中高年のサラリーマンには、生きていく道がないのかと思います。日本のサラリーマンは人によってスキルレベルが違います。そして、会社独自のルールがあり、その中で成果を出すことが求められています。それが、グローバル化によって日本独自のルールが通用しない事態が起きています。その例が先日のファーストリテイリングの年収アップのニュースです。多くのサラリーマンが驚愕したニュースだと思います。現実はそれほど甘くないです。日本は99%が中小企業です。その半分以上は赤字決算です。理由があって赤字にしていれば良いですがそうでないと給料をあげれません。悲しい現実です。
日本のサラリーマンは定年までの間に多くのことを経験しています。その経験の中から、自分が好きなことを掘り下げていくことは可能だと思います。そうすれば、自分の存在価値は出てきます。定年後や転職、起業などをするときの一つの目安になると思います。
好きなことを掘り下げて、広げていく。
好きなことを仕事にして、掘り下げて行ったあとは広げていきます。それだけで食べていける人もいますが、ほとんど難しいです。広げていき同じレベルになると希少価値が出てきます。コーヒーが好きで喫茶店を初めて、ビートルズが好きだからBGMはビートルズとその関連のもを流して、コレクション物を展示します。そして、インドカレーが好きで美味しいカレーを提供できるなら、周辺を見ても競合するお店は少ないと思います。ビートルズが好きな人は多く存在しますが、展示品があったり、その話が提供できるスペースは貴重だったりすると思います。これは一例ですが、数個の特徴がある物を組み合わせると可能性は広がります。あとは、ファイナンスをどうするか考えれば見えてくるものはあります。
会社でも
会社の仕事も同じだと思います。自分は営業が得意だから、営業に行って成績を上げることは良いですが、歳をとると壁にぶつかります。営業のスキルを上げるには、取引先の困っていることを手助けすればより強固になります。ですが、これは難しいことです。多くの経験と知識が必要になります。早くするには、勉強をすることでしょう。人が10年で経験することを1年で会得することが出来ます。そのスピード感にのって成長をすることが大切になります。または、会社内で上に行くなら現経営者と距離は近くなること。そして、経営者になる様な知識が必要になるでしょう。ですが、必ず経営者になれる訳ではありません。そのチャレンジと経験は多くの物を与えます。このように、日本の中高年のサラリーマンにも生きていく方法はあります。
我々、中高年も同じことをしては生きていけません。変化をしていくためには知識が必要です。中高年には経験はあるので知識を増やしていき実践していけば、今まで以上に変化していきます。これが、中高年のサラリーマンがあまり経験していないことです。
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