中高年から資産形成方法

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こんにちは。監督です。

金融リテラシーの向上になるような情報を発信していきます。毎日朝7時に更新していきます。

今日のテーマは中高年から資産形成方法です。

先日、高校時代の友人と話した時に収入の一部を貯金をするように子供に教えたほうが良いと話をしたら、急に必要なお金がいるから難しいと言われていました。実際にそのようなことが起きたのだと思います。でも、お金に余裕があれば不安は無くなります。どのような方法っをすれば良いでしょうか。

中高年ですので、40代から50代の方向けです。参考になればと思います。

生涯賃金

大学卒業の人の生涯収入は2億円から3億円になります。収入は40代から上がっていきます。例えば、40歳で500万円の収入だとしたら、60歳までに1億円収入があります。日本の給与の特徴は終身雇用、年功序列です。今、中高年なら、ぎりぎり間に合います。ですが、問題はこの時期にお金がかかります。子供の学費です。奥さんがパートで働いて、年間103万円以内に調整して、年末控除で節約しています。これが、現状だと思います。

子供の頃はバブル景気を見ているので、派手なことは嫌いではないと思いますが、バブル崩壊を経験しているので堅実に生活をしたい方が多いと思います。

学費の捻出

子供の学費がかかるのは高校生の予備校から大学です。大学は私立なら年間100万円からとなります。入学金を考えると4年間で500万円前後のお金が必要になります。この資金をいつから準備するかが問題です。多くの方は児童手当を貯めて約200万円です。足りない分は貯金したものや親族からも贈与や控除ができます。

方法をお伝えします

収入を500万円の可処分所得とします。月に約40万円です。このうち50万円は資産として省いていきます。年間450万円になります。月に375000円です。このお金で生活をしていきます。

支出は基本的に二つに分けます。

生活に必要な支出とそうでない支出

①生活に必要な支出

住居費、光熱費、通信費、食費、教育費、保険代、交通費、洋服代など

②生活に必要でない支出

外食費、交際費、趣味のお金など

この二つに分けて、優先は①です。②は必要ではないですが、あると豊かになるものです。支出に優先を作ります。固定費は出来るだけ下げるようにしましょう。通信費や保険代は下げることが可能です。住居費は家賃を下げるように交渉してみましょう。光熱費は安いところがないか検討しましょう。教育費は下げられません。洋服代は支出として優先度は高くないですが、浪費をしているとわかっていれば良いです。

浪費は悪ものではありません

浪費が悪いわけではなく、自覚をしていることが大事です。ここでの目的は老後までに資産を作ることです。そして、結婚した時の生活費は20万円ぐらいだったと思います。その当時になる必要はありませんが、支出を見直せば、生活ん水準を下げることなく節約できます。

子供の学費は自己投資

なぜ、子供の学費は下げていけないかというとこれは子供に投資をしているからです。いわゆる自己投資です。子供は稼いでいないのでご両親が投資をします。

支出に優先順位

支出を二つに分けること、分けたものに優先順位を作ることが大事になります。そして、分けたものは貯金と投資信託で増やしていきます。コツは年間で考えます。単月ではうまくいかないことが起きます。先ほどの友人ではないですが、急な支出が発生します。その時は資産から出費をします。

必要な時は資産から出しましょう

大事なことは必要な時は使うことです。ここで、貯めたお金がなくなるからもったいないというのは蓄財に観点では良い判断ではありません。本当に必要であれば使いましょう。もしその分が減っているなら、年間で補填ができるように工夫します。収入が増えていったり、支払いがなくなってけばその分を資産にしていきます。この時に一つ支払いが終わったから何か買おうとはならないようにしましょう。ここが大事になります。

支出をコントロール

ポイントは支出をコントロールすることです。本当に必要な支出かどうか考えましょう。多くは自分よりも他人の目が気になる生き物です。そして、マウント合戦に巻き込まれないようにしましょう。少しだけお金持ちになっても上はいくらでもいます。それよりも自分の満足度を上げることをしていきましょう。

このように、支出をコントロールできれば資産は増えていきます。最初の1〜2年は大変ですが、慣れてくると気にならなくなります。最初は収入の10%ですが、20%でも30%でも良いのです。先ほどの例であれば定年の60歳までに1000万円の資産が出来ます。これを年利4%で運用すれば年間40万円の所得を得られます。これが大事になります。

年末年始に次の年の方針を決めましょう

そして、年始に去年の結果を必ずみましょう。そして、今年の方針を決めていきます。投資信託を活用していませんが、投資信託で資産運用すれば、もっとお金は膨れていきます。このようになれば雪だるまのように資産は増えていきます。

中高年でも資産を作るチャンスはある!

中高年の方で、そんなことは無理だと思わないで一度家計を見直していきましょう。見直しが出来たものから資産として分けていけば資産は増えていきます。これが最初の一歩です。一歩が踏み出せばあとは歩いていくのみです。

学費はここから

ちなみに学費はもし、収入の10%を資産にできれば学費は賄えます。10年間で500万円になるからです。足りない時は資産から出していきます。もし、他のことがしたいなら、夫婦で働くことも視野に入ります。

奥さんの収入は老後のお金になります。

奥さんの収入の半分を余暇に当てて、半分は奥さんの資産として貯めていきましょう。これは混ぜないように。老後になったときに奥さんの力になります。これは、夫婦2人の時と奥さん1人になった時の年金額が変わります。その時に資産があれば心配は入りません。旦那さんからの相続と自分の資産があれば、問題ありません。

ここで紹介しているのは、基本です。個別の案件については相談に乗れます。

それでは、また明日。

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