中国の反発は

日本の部屋

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処理水を放出したことに中国政府や中国国民の一部の人が抗議をしています。この事について日本政府は想定外だったとコメントが出ていました。

『?』

国家としての中国が抗議をして、対策を行うことは自国の利益を追求するなら不思議ではありません。問題はその主張が国際的に受け入れられるかがポイントになります。問題はここではありません。

中国が世界のサプライチェーンから離れています。

理由はいくつかありますが、2022年のゼロコロナ政策で世界に供給している資源や製品が滞りました。これによって多くの企業や国家が中国から別の国にシフトを始めています。そして、今年は中国経済が上昇しないためこの流れは加速を始めています。日本の1990年代にバブル崩壊後のデフレ経済になる可能性があります。

中国共産党体制への不満もあります。それは、株式市場への関与です。スタートアップ企業が新規に上場をすることが出来なくなります。政府が市場への関与が大きいため安心して、投資をする対象から離れていきます。

このように中国リスクが表面化されています。多くの企業は中国から離れています。では、中国はどのように対応しているでしょう。

一つはBRICSの強化です。そして、その枠組みに他の国を取り入れています。この様に自国の存在感を大きくし、対立軸を作り煽ります。これが、中国の戦略です。欧米に対して、不満がある国々は同調しますが、インドはこの戦略には同調しません。それは、どこかのグループに属すると自国に不利益が生じます。この様な考え方は大事だと監督は考えます。他にもトルコもそうです。地政学的に多くの文化圏や宗教が重なっているトルコはどこかに属する事は出来ません。中東にも、欧米にも、ロシアにも通じています。

日本の外交戦略も参考にする必要がある

日本はアジアの端にある国家です。周辺には、韓国や中国、台湾、ロシア、東南アジアなどがあります。その国は、共産主義の国家も多いです。日本の周辺には共産主義国が多いのです。ですが、経済的に結びつきが強い国も多いです。その代表国がベトナムです。ベトナムは共産主義国家ですが、日本とも貿易面で結びつきが強いです。日本に多くのベトナム人も来ています。この様に日本は西側諸国とは違う面があります。それは、アジアの中の日本だからです。日本は逆立ちをしても欧米にはなりません。日本はアジアの中にあります。そのことを意識をする必要があります。

多くの文化を取り入れる

日本は日本古来の神道やアジアから来た仏教、欧米から来たキリスト教や中東のイスラム教など多くの宗教が共存します。食文化はなんでもありです。日本食は当然ですが、インドからイギリスに渡ったカレーやポルトガルの天ぷらなど多くの食文化が日本に入り独自の変化を遂げます。中華料理のラーメンは日本独自の変化を遂げており、中国でのラーメンの原型はありません。これが日本の力です。

この力をお互いの国家間の問題を解消して、世界が平和になるような行動をしてほしいと思います。もっと、自国以外の国の現状をもっと知りましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたらご家族やご友人に紹介して下さい。宜しくお願い致します。それでは、また明日。

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