一般的な家族のモデルケースで資産形成は出来るか(パート2)

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こんにちは。監督です。

FP2級の知識をベースに金融リテラシーの向上に貢献していきます。毎日朝7時に更新していきます。

今日のテーマは昨日のつづきで、一般的な家庭での資産形成はできるかです。

結論は出来ます

おさらい

35歳時点の資産状況はこの様になります。ここで、旦那さんの収入は上がらないとしていきます。奥さんの収入は第二子が10歳までは働かないです。その代わりに資産その2を投資信託で運用していきます。スタートは第一子が生まれた時からにします。資産その2はこの様に変化していきます。

30歳で1,188万円を全額投資信託に投資。想定として13年間で利率5%で運用するとこうなります。2240万円になります。急なお金が必要になるまではそのままにします。

35歳 生活費423万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:5歳)12万円、(第二子:2歳)18万円、資産その1:旦那さん439万円、奥さん132万円、児童手当(第一子)76万円、(第二子)36万円、資産その2(1,516万円:5年目)

学費

公立の小学校の場合。6年間で年間に32万円かかります。これが6年間で192万円です。私立なら年間で160万円で6年間なら960万円です。このケースでは、親御さんから支援がなければ難しいです。方法は年間の贈与税が110万円まで控除になりますので活用は可能です。

36歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:6歳)12万円、(第二子:3歳)18万円、資産その1:旦那さん486万円、奥さん132万円、児童手当(第一子)88万円、(第二子)54万円、資産その2(1592万円:六年目)

37歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:7歳)12万円、(第二子:4歳)12万円、資産その1:旦那さん533万円(470万円貯金、63万円(積立NISA40万円、残り特定口座23万円で運用)、奥さん132万円、児童手当(第一子)100万円、(第二子)66万円、資産その2(1,671万円:七年目)

資産その2を活用しよう

この年から第一子が小学生になります。家計が432万円で難しいなら資産のうちどこかを取り崩します。年間で32万円ですから、基本的には児童手当を使います。この計算なら小学校のうちに児童手当は無くなります。第一子が小学校五年生から何かで補填していきます。その方法は資産その2の運用益からです。37歳時点で1,671万円になっています。この分の必要な分を使います。年間で2%で32万円です。この分を取り崩してもこの資産は増えていきます。取り崩し方は、年始に決まった金額を引き出します。後はそのままにして下さい。一つは手数料の問題です。年間5%で運用していればこの金額があれば、資産は増えていきます。できるだけ児童手当はそのままにします。そして。ある程度貯まれば高校卒業以降のお金のために使います。

旦那さんの資産を投資信託で増やします。

ここで旦那さんの資産を運用し始めます。1つは積立NISAで年間40万円運用します。残りは特定口座で23万円を投資信託を購入します。銘柄はeMax slim S&P500です。投資信託で投資できる銘柄は数本のみです。複数の情報を調べると基本的に同じものが出てきます。

38歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:8歳)12万円、(第二子:5歳)12万円、資産その1:旦那さん580万円(470万円貯金、110万円(積立NISA80万円、残り特定口座30万円で運用)、奥さん132万円、児童手当(第一子)100万円、(第二子)66万円、資産その2(1,720万円:32万円差し引き後運用)

39歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:9歳)12万円、(第二子:6歳)12万円、資産その1:旦那さん627万円(470万円貯金、157万円(積立NISA120万円、残り特定口座37万円で運用)、奥さん132万円、児童手当(第一子)112万円、(第二子)78万円、資産その2(1,774万円:32万円差し引き後運用)

奥さんの資産も積立NISAを始めます

40歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:10歳)12万円、(第二子:7歳)12万円、資産その1:旦那さん674万円(470万円貯金、204万円(積立NISA160万円、残り特定口座44万円で運用)、奥さん132万円(積立NISA40万円、残金92万円)、児童手当(第一子)124万円、(第二子)90万円、資産その2(1,798万円:64万円差し引き後運用)

この年から奥さんの資産を積立NISAを始めます。60歳時点でもう一つ資産ができます。

41歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:11歳)12万円、(第二子:8歳)12万円、資産その1:旦那さん721万円(470万円貯金、251万円(積立NISA200万円、残り特定口座51万円で運用)、奥さん132万円(積立NISA80万円、残金52万円)、児童手当(第一子)136万円、(第二子)102万円、資産その2(1,823万円:64万円差し引き後運用)

中学校になるので一度見直しましょう

42歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん0円、児童手当(第一子:12歳)12万円、(第二子:9歳)12万円、資産その1:旦那さん768万円(470万円貯金、298万円(積立NISA240万円、残り特定口座58万円で運用)、奥さん132万円(積立NISA120万円、残金12万円)、児童手当(第一子)148万円、(第二子)114万円、資産その2(1,859万円:64万円差し引き後運用)

ここで第一子が中学生になるので学費が変わっていきます。公立中学校で3年間で150万円です。年間で50万円です。第二子と合わせると82万円が必要になります。これも資産その2から捻出します。

43歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん100円、児童手当(第一子:13歳)12万円、(第二子:10歳)12万円、資産その1:旦那さん815万円(470万円貯金、345万円(積立NISA280万円、残り特定口座65万円で運用)、奥さん232万円(積立NISA160万円、残金72万円)、児童手当(第一子)160万円、(第二子)126万円、資産その2(1,869万円:82万円差し引き後運用)

奥さんが働きます。

この年から奥さんが働き始めます。年間で100万円です。第二子が高校生になるときはフルタイムで240万円(月に20万円計算)です。

44歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん100円、児童手当(第一子:14歳)12万円、(第二子:11歳)12万円、資産その1:旦那さん862万円(470万円貯金、392万円(積立NISA320万円、残り特定口座72万円で運用)、奥さん332万円(積立NISA200万円、残金132万円)、児童手当(第一子)160万円、(第二子)126万円、資産その2(1,880万円:82万円差し引き後運用)

45歳 生活費432万円、旦那さん470万円、奥さん100円、児童手当(第一子:15歳)12万円、(第二子:12歳)12万円、資産その1:旦那さん909万円(470万円貯金、439万円(積立NISA360万円、残り特定口座79万円で運用)、奥さん332万円(積立NISA200万円、残金132万円)、児童手当(第一子)160万円、(第二子)126万円、資産その2(1,880万円:82万円差し引き後運用)

ここまでくると先の10年後が見えてきます。ポイントは子供が生まれる前に奥さんの年収を全て資産運用します。年利5%で運用しているので子供の学費はそれで賄います。第二子が10歳になった時に奥さんの収入が増えていきます。この状況になると支出よりも収入が上まります。

残り10年間は次で検証していきます。

それでは、また明日。

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