リーマンショックとは

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こんにちは。監督です。中高年向けに資産形成や老後の資金に関する情報を発信しています。毎日朝7時に更新しています。

リーマンショック

2008年9月にリーマンブラザーズが経営破綻をしました。所謂、リーマンショックです。リーマンショックの一年前にサブプライムローン問題が起きてからその続きでリーマンショックが起きたと言われています。2008年は北京オリンピックでオリンピック景気で原料関係の相場は過去最高を更新していました。ですが、日本の景気事態はそれほど良いわけではなかったです。

リーマンブラザーズが破綻がきっかけで金融不安や資源関係が大幅に下落をしました。先日のWTI原油先物相場も同じです。数ヶ月で単価が半分以下になることもありました。それほど、大きな影響が出ています。監督の見方はこうです。

出ている指標から推測できることです。

原油価格が市場最高価格を出す(1バレル150ドル)。産油国は多くの投資先に資金が流れます。その一つがLMEに代表されるロンドンの先物市場でアルミ、クローム、ニッケルなどの非鉄金属が中心です。そして、不動産へも資金が流入します。日本のバブルと同じでどこにお金を使うかという状況になります。そして、お金がお金を産む状況で『マネーゲーム』と言われていました。そして、リーマンブラザーズが破綻するニュースが流れると膨らんだ資金が元に戻るように縮んでいきます。これによって、原油価格が暴落し多くの指標が下がりました。

今回の金融危機はどうなるでしょうか。

ロシアによるウクライナ侵攻から原油価格上昇したことにより、世界的にインフレが続いています。ですが、違う見方も出来ます。アメリカの景気を牽引していたIT企業が大規模なリストラを行っています。その原因は経営環境の変化です。GAFAMに対するアメリカ政府の対応が厳しくなったことです。S&P500の評価のうちGAFAMの評価の割合が80%となっていました。それほど、影響力があったということです。日本と違うのは、雇用条件が違うため企業側は人員を増減できます。その分、報酬も払う様になりますが企業としては効率的です。日本は従業員の守る制度があるため、企業側が簡単に解雇は出来せん。

SVBの破綻から端を発した今回の金融危機ですが、リーマンショックと同じようになりにくいです。理由はリーマンショックの経験から各国の対応が早い事と、先ほどの原油を中心とした資源の高騰の原因が金融関係でないことです。原油の高騰はロシアのウクライナ侵攻で、資源の高騰は温暖化対策です。

まとめ

2008年のリーマンショックの起きたことを振り返りながら、今の金融危機を考察しています。リーマンショックの経験が生きています。同じ様なことにはなりませんが、銀行を中心とした金融機関は預金が減っていくと経営がうまくいきません。この事が分かれば急激な資金の引き上げは問題になることを感じる必要があります。昔と違って今は世界の距離感が狭くなっています。極端なことをしなければ自然と危機は落ち着いていきます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら『いいね』コメントをお願いします。それでは、また明日。

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