ペット保険について

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保険はたくさんの種類があるが

ペットを飼われている方のどれほどの方がペット保険に加入するのでしょうか。

ペット保険急成長の死角(上)保険、値下げ過熱 市場9年で4倍、異業種参入も 収益悪化で外資2社撤退

2025/01/17  日本経済新聞 朝刊  7ページ  1660文字  PDF  書誌情報

 飼い犬や猫などにかけるペット保険の市場が右肩上がりの成長を続けている。米ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど異業種も参入するが保険料の引き下げ競争が激しく撤退も相次ぐ。ブリーダーらがペットの年齢を詐称するといった社会問題への対応も不十分なままだ。過熱する競争の実態と課題を検証する。
 「大手の3分の1の保険料とアマゾンのブランド力で顧客を刈り取られている」。大手ペット保険の幹部は巨大プラットフォーマーの攻勢に危機感を強める。
 アマゾンジャパン(東京・目黒)があいおいニッセイ同和損害保険と組み、代理店として保険販売に参入したのは2023年11月。打ち出したのは「業界最安クラスの生涯保険料と業界最高クラスの手厚い補償」だ。(中略)

国内のペット保険市場は、08年に開業し、今も業界最大手のアニコム損害保険などが開拓した。14年度に約300億円だった市場規模は23年度には4倍の約1250億円に達し、24年度も堅調な成長が見込まれている。
 第一生命ホールディングスが23年に業界2位のアイペットホールディングスを買収するなど大手も参入している。
 各社がペット保険を有望視するのは市場拡大の余地が大きいためだ。NTTデータ経営研究所によると、日本のペット保険の加入率は22年時点で9.4%にとどまる。
 17年時点ではあるが、ペット保険の発祥地といわれるスウェーデン(65%)や英国(25%)に比べて低い。少子化が進む日本では、日常生活の癒やしを求めてペットを飼う動きも衰えていない。
 ヒトを対象とする生命保険を販売する際の「ドアノック」商品として適している点も保険会社が参入する理由だ。
 まず保険料が手ごろなペット保険の勧誘を通じて飼い主やその家族との接点を増やした上で、生命保険の契約につなげる戦略を採る。アマゾンのような異業種にとっても既存の顧客に併売する商品として魅力的に映る。(後略)

2025年1月17日日本経済新聞朝刊より 引用

上記の新聞記事に出ているように日本のペット保険の加入率は2022年時点で9.4%になっています。ペットが家族のようになっていますが、保険に加入しているペットの加入数は、思ったほど多くありません。それは、ペットは家族だが保険に加入するほどではないが、病気をしていくと保険の重要性を認識します。保険が大事な時期は10歳未満の若い時だと思いますが、高齢になると人間と同じでさまざまな病気になります。その時の治療代は月に数万円になります。実際に20歳まで生きた我が家のペットは17歳ごろから糖尿病になり2ヶ月に一回インシュリンを購入します。一本8000円です。そして、糖尿病用の食事を用意します。その食事も年例を重ねると種類が増えていきます。月に3〜5万円になります。この治療費を保険で払えれば、負担は減っていくのでしょう。

保険は何かあったときに

ペットでも保険は起きにくいことに対して、加入するものです。人間と違って寿命が短いが、長寿になった為人間と同じような病気に罹ります。そのため、治療費が効果になる事があります。その時のために保険が必要だと勧められます。

記事にもあるように、家族として迎える時に保険に加入する場合が多いのです。そして、年齢を重ねると持病がわかっていき、将来かかるであろう病気のために保険に加入する様になります。最初よりも年齢を重ねた時の保険の保証は大きくなります。そのため保険料も増えていきます。本当に何かあった時に使うものなので、加入自体は飼い主さんの考え方次第です。

人と同じ

ペットも、人も同じで健康であれば保険に加入は最小限で良くなります。病気の多くは生活習慣から起きます。大切に育てれば多くの場合は病気になることは少ない事は経験上わかります。ですが、15歳以上になると、どの様な病気になるかはわかりません。それは、人間で言えば超高齢だからです。若々しくしているペットも急に病気になることもあります。ですが、できる限り散歩をしたり、食事を食べやすい物に変えたり、ストレスを軽減していくことで、過ごしやすい環境を作っていく事が大事になります。

海外はペット保険に加入している飼い主さんは、ペット保険発祥のスェーデンは65%、アメリカは25%になります。日本よりも高いですがアメリカはそれほど高くはありません。ここにも飼い主の意識の違いがあると思います。ポイントはペットが楽しく生活ができる環境を飼い主が提供できる事、そしてその経済的な補助として保険があるなら加入しても良いと思います。ただ、金融リテラシー的に考えれば、自己資金である程度出来る様に工夫をすることが大事になります。

ペット楽しい生活をしていきましょう。

それでは、また明日。

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