コロナ貯蓄

お金の部屋

こんにちは。監督です。資産形成や老後の資金に関する情報や経済ニュースを発信しています。自由な生き方を応援しています。毎日朝7時に更新しています。

コロナ貯蓄とは

新型コロナから行動制限の影響で貯蓄が59兆円まで膨れ上がりました。行動制限が解除された現在、このコロナ貯蓄が現象に向かい始めています。そして、先日の岸田首相の経済対策によって景気に大きな影響を与えます。

物価高と消費と貯蓄のバランス

手取り金額が年収の上がった金額よりも必ず低くなります。それは手取りの金額は支給された金額から所得税と住民税と社会保険料が引かれます。それぞれの金額は年収によって変わります。例えば年収が500万円から50万円上がって550万円になると手取りの金額はこのようになります。500万円の時の手取りがくは約390万円になり、550万円の時は426万円になります。年収が50万円上昇しますが、手取りは36万円の上昇です。14万円減っています。これは年収が上がることによって税金や社会保険料が上がっています。

消費は物価が上がっているために何もしなくても上がっていきます。先ほどの例で見ると年収が10%上がると実際には7.2%の上昇です。ただ、実際に年収が10%上がる人は少ないです。実際に東京商工リサーチのデータを見ると3〜4%の賃上げが最多です。10%以上になると約7%になります。これが現状です。物価の上昇率は8月の消費者物価指数は前年同月比で3.2%(2020年を100として)になります。指数としてはほぼ同じ数字になりますが、実際には物価の上昇率が手取りの上昇率を上回ります。

消費者の心理としては、この様になります。先行きが不透明な状況になっているので、最低限の消費はしますが、家計で不要なものを節約して貯蓄にしていきます。これが先ほどの『コロナ貯蓄』になります。そして、数字からも分かる様に賃金は上がりますが手取りが物価の上昇率を上回りません。貯蓄しているものを取り崩している家計もあればより貯蓄をする家計を増やす家庭もあります。

監督が気になること

日本の場合は、資産を作る多くは銀行預金になります。ですが、銀行預金では、物価高対策になりません。昨日の記事でも指摘している通りです。

https://kantokualexder.com/物価対策/

このブログで紹介している通り資産形成の柱は次の4つです。①生活防衛資金(貯金)②株式投資③副業④年金(老後)。

この中で現役世代に関係があるのは①〜③です。

①生活防衛資金です

銀行への貯金です。金額は生活費の数ヶ月から1年程度です。①は今の所増えることはありません。銀行預金の金利が低いからです。ネットで調べるとオリックス銀行で100万円からで定期預金の金利は0.35%が最高になっています。1990年ごろの定期預金金利が約5.5%です。金利が同じ様に上がることがあればお金を増やす方法の一つになりますが、現状では生活を補助するための資金です。

②株式投資です

デイトレーダーではありません。株式投資はリスクがあります。ただ、リスクを低くすることと自分のリスク許容度を理解する必要があります。最初に投資する時にオススメなのが積立NISAです。現行なら年間40万円まで投資出来ます。来年からは大きく引き上げられ年間の投資額が360万円まで引き上げられ永久に非課税になります。この制度を活用すれば、資産を作ることが出来ます。平均のリターンが3〜7%です。リスクがありますが、リターンが高いことが資産を増やすポイントになります。余談ですが、今の物価高の状況では金融機関に預金では、対策になりません。

③副業です

自分の本業以外で何か収入が得られるものを探していきましょう。今はパソコン一台でできるものはあります。月に5万円程度の収入を目安にします。多くのことを学ぶことが出来ます。

④年金です

これは老後への備えです。国民年金は必ず加入して支払いをします。理由は亡くなるまで支給されるこの制度を活用します。会社員なら厚生年金も受給されるので活用します。

まとめ

①〜④を実践していけば、コロナ貯蓄の問題はなくなります。そして、ある程度資産が増えれば、次は消費を考えます。生活をする為の消費ではなく自分の生活が良くなる消費を考えていきましょう。趣味や休暇、食事、健康など自分にプラスになるものは多くあります。人生100年時代と言われています。長い人生を健康でいる為には、大事なことがたくさんあります。そのことに目を向けていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます。内容が参考になりましたら、ご家族やご友人に紹介してください。宜しくお願いいたします。それでは、また明日。

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